絽綴れ八寸名古屋帯  金萩

商品詳細

 

秋の花を身にまとう

季節を先どりするのが着物の場合は良しとされています。この帯は夏帯なので、秋の花を飾り、涼しさを届けようという趣向なのだろうか。萩は秋の七草のひとつなので、単体よりも他の花と一緒に描かれることが多い。萩は好き嫌いがあまりない花だから、萩を意匠にした着物や帯はよく見かけるが、控えめでおとなしい印象が多い。こんなに大胆でモダンな萩は初めてです。

 

 

 

良い子過ぎず、媚びも売らず 

 はっきりとした青の地に銀糸で萩の花、金糸で萩の葉。葉は夏の日ざしを浴びた小判のように金色に輝いて。花は澄んだ銀色で可憐に清楚におしとやかに。色を使用していないので、着物に色を使っていても合わせやすく、涼しげに見えるのも魅力です。また、金糸銀糸を使ってはいますが、のびやかな華があります。どうも最近の柄は良い子過ぎておもしろくないとお考えのかたには喜んでいただける勢いがあります。

 

 

前帯とお太鼓の二か所に萩の花の織柄。

 

 

 

 <絽綴れとは>

 

絽織と綴織の技法を組み合わせて織った夏用の高級帯地をいいます。全体に絽目があり、綴れ織りで模様を織りだしています。冬用の綴れより厚めで張りがあります。張りがあるので、帯芯はいれず、すきまが多いので涼しいのが特長です。5月末から9月末まで、長くお締めいただけます。

この帯は金銀彩ですが、お洒落着用ですので、無地に近い柄の上布や、明石ちぢみ、夏大島などの着物にも合わせてお召しになれます。 もちろん無地の絽や江戸小紋、生紬や紗くらいまでお使いいただけます。 お茶会、食事会、観劇、同窓会、パーティなど合わせるもので幅広いシーンで活躍しそうです。白からベージュ、薄いブルー、夏の終わりにはオレンジなどにも合いそうです。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素材       正絹   

サイズ    帯幅 約30.5cm   長さ  約347cm

状態     前帯に折り目がありますが、汚れやシミは見当たりません。 

 

 

 

 

 

大変恐縮ではございますが、アンティーク商品ですので、返品は原則的に受付いたしません。アンティークにご理解のあるかたに、お勧めいたします。 ご不明な点がございましたら、ご購入前にメールでお問い合わせください。 

 

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  • 写真は、実物に近くなるよう努力はしていますが、モニターの状態などで、色や雰囲気が実物と若干違いがあることもございますのでご了承ください。
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  • 梱包は、簡易包装ですので ご了承ください。
  •  商品は帯のみです。 

  

 

 

花の季節は9月〜10月。 

 

 

 

 

 

 

 

 

販売価格: 0円(税込)