高久空木 絽染め名古屋帯「麦の穂」   SOLD OUT  空木ファンのかたがお求めくださいました。ありがとうございます。

商品詳細

夏本番 薄物の季節に         

     

品の良い紫の絽に、麦の穂が染められている、染色作家高久空木氏の名古屋帯です。麦の穂がのびのびと、やや抽象的に描かれています。ダイナミックな筆致には彼のたぐいまれな才能を、そして、帯を締めたときを考えて構成された意匠には、彼の職人魂を感じます。さすが、「帯の空木」と呼ばれるにふさわしい作品です。また、この帯の元持ち主は銀座老舗のちた和で購入されたとのこと。ちた和といえば、業界では帯の仕立てがいちばんといわれています。「帯の空木」と「帯のちた和」との出会いで生まれた作品です。

品名        高久空木作 絽 染め名古屋帯 「麦の穂」

素材   正絹

サイズ  帯幅  約31cm   長さ  約336 cm 

状態   新古品なので、使用感(撮影のため、ボディに着用の一度のみ)、しみ、汚れなどはありません。焼けのような、退色のような色変がかすかにありますが、気になることはありません。

高久 空木 (たかく くうぼく) (1908~1993)高久空木は栃木県壬生出身。文部省美術展(現日展)で最高賞を受けたが、「染めは工芸である。工芸は使ってこそ」 と考え日展を脱退。ロウケツ染めの帯を作ることに専念し、「帯の空木」と呼ばれるようになりました。ロウケツ染めで表現された草花や動物などの意匠は、具像と抽象のあいだを表現するような、詩情あふれる世界です。個性的で力強く、しかも洗練された品が感じられます。着物とよく調和するという実用的な美しさでも、彼の帯に人気があるのも頷けます。

                        

 絹にも上布にも、出番が多そうです。                                              

写真は矢絣の明石縮に合わせました。

                                                                                                                                                                                                                                                                大変恐縮ではございますが、アンティーク商品ですので、返品は原則的に受付いたしません。アンティークにご理解のあるかたに、お勧めいたします。 ご不明な点がございましたら、ご購入前にメールでお問い合わせください。                                    

  • サイズは平置きで実測いたしました。微妙な誤差はご了承ください。
  • 写真は、実物に近くなるよう努力はしていますが、モニターの状態などで、色や雰囲気が実物と若干違いがあることもございますのでご了承ください。
  • ものずき屋の取り扱い商品は、基本的に一点物です。
  • 実店舗でも販売していますので、売り切れとなる場合もございます。
  • 梱包は、簡易包装ですので ご了承ください。
  •  商品は帯のみです。着物、帯締め、帯留めなどは含まれません。

販売価格: 0円(税込)